サランラップの箱には、原料のポリ塩化ビニリデンのほかに「脂肪酸誘導体(柔軟剤)」「エポキシ化植物油(安定剤)」と書かれています。ふつうに食品を包んだり電子レンジで温めたりする使い方で、メーカーは危険はないと答えています。
電子レンジで使ってもダイオキシンは出ない、とメーカーは回答
ダイオキシンが心配なのは、家で燃やしたときだけ
添加物が気になるなら、無添加のポリエチレンラップが通販で買える
離乳食や毎日のお弁当に使うものだから、添加物の入っていないものを選びたい人もいます。無添加のラップはスーパーでは置いていないことも多いので、まとめて通販で買っておくと切らさずにすみます。
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サランラップに危険な成分は入っている?
Amazonのサランラップの商品ページにある表示は、次のとおりです。同じことがサランラップの箱にも書かれています。
| サランラップ | 無添加のポリエチレンラップ(例:宇部フィルム ポリラップ) | |
|---|---|---|
| 原料 | ポリ塩化ビニリデン | ポリエチレン |
| 添加物 | 脂肪酸誘導体(柔軟剤)、エポキシ化植物油(安定剤) | なし |
柔軟剤はフィルムをやわらかくするため、安定剤は品質を保つために入っています。添加物が入っていること=危険、というわけではありません。ネットでは「危険」という話も見かけますが、根拠がはっきりしないものが多いです。

どのラップも、耐熱温度を超える使い方は避けてください。油の多いおかずを長く温めると、ラップが溶けたり焦げついたりすることがあります。
サランラップを電子レンジで使うとダイオキシンが出る?
旭化成ホームプロダクツのよくあるご質問では、「電子レンジで『サランラップ®』を使用していてダイオキシンが発生することはありえません」と答えています。
ダイオキシンが出るおそれがあるのは、塩素を含むごみを300〜500℃くらいの低い温度で不完全燃焼させたときです。そのため旭化成は、使い終わったラップは家で燃やさず、プラスチックごみとして自治体の決まりどおりに捨てるよう呼びかけています。
添加物が気になる人のラップの選び方
添加物を避けたいなら、ポリエチレンだけで作られた「無添加」のラップがあります。ただし、ラップは素材で使い心地が変わります。
| サランラップ(ポリ塩化ビニリデン) | ポリエチレンラップ | |
|---|---|---|
| くっつきやすさ | お皿によく密着する | サランラップより弱め |
| 乾燥・においを防ぐ力 | 強い(メーカー比べで水分は約2倍、酸素は約200倍通しにくい) | サランラップより弱い |
| 添加物 | あり(柔軟剤・安定剤) | 無添加の商品がある |
数字はサランラップの商品ページにある、ポリエチレン製ラップとの比較です(旭化成調べ)。冷凍のにおい移りを防ぎたいときはサランラップ、添加物を避けたいときはポリエチレンラップ、と使い分ける人もいます。
宇部フィルム ポリラップ
ポリエチレン製で、添加物を使っていないラップです。日本製で、電子レンジにも使えます(耐熱110℃)。Amazonでは30cm×50mの2本セットが854円です(2026年10月13日)。
くり返し使えるシリコンラップ
器にかぶせて使うシリコン製のふたです。洗ってくり返し使えるので、ラップのごみを減らしたい人にも向いています。スケーターの丸型は耐熱230℃です。



シリコンラップは器のふちに吸いつかせて使います。食材を直接包む使い方には向いていません。
サランラップの危険性のよくある疑問
Q. レモンなど酸っぱいものを包んでも大丈夫?
旭化成の回答は「問題ありません。酸には強い製品です」です。
Q. 少しだけなら家で燃やしてもいい?
旭化成は、少量でも家で燃やすのは避けたほうが安全だとしています。プラスチックごみとして出してください。
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サランラップの危険性のまとめ
サランラップには柔軟剤と安定剤が入っていて、箱にも書かれています。
電子レンジで使ってもダイオキシンは出ないと、メーカーは答えています。
添加物が気になるなら、無添加のポリエチレンラップやシリコンラップを選べます。
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